飛騨高山ウルトラマラソン出走記⑧

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どうも、トモゾーです。

前回は、74.1キロ地点、第4関門に着いた所までをお届けしました。

飛騨高山ウルトラマラソン

74.1キロ〜

関門のある場所は大きめのエイドがあります。

ご多分に洩れず、第4関門のあるエイドは大きかったです。

74.1キロ、第16エイド、まずは梅干しです。

というか、梅干しくらいしか食べられません・・・

大きめのエイドなのに全然楽しめてません。

とうとうこの時が来たって感じです。

ここのエイドには、イノシシの冷しゃぶやとらふぐの唐揚げなんてものもあったのですが、当然食べられませんw

そしてエイドの最後に梨打ち汁という名前の豚汁があり、スタッフさんが「具無しも出来るよー」と言ってくださったので、具無しの梨打ち汁をいただきました。

塩味たっぷりでとても美味しくいただけて、そんなに補給は出来なかったですが、コレから頑張るぞ!という気持ちにさせてくれました。

ということで、エイドを気持ちよく飛び出し、あと26キロ行くぞーって思った瞬間でした。

お腹に違和感です。

先ほどいただいた梨打ち汁が、胃の中で暴れ出しました。

水分を摂りすぎた時に、胃の中で水分がうごめいているような感じになり、気持ち悪くなってしまいました。

気持ち悪さを抑えるために、胃が揺れないように歩きを交えて先へ進むことにしたのですが、ここで気持ちが一気に切れてしまったようです。

気持ちが切れると、不思議な事に全身に痛みが襲ってきました。

足の裏が痛い、背中にさしていたシェイクハンズが当たっていた部分が痛い、頭につけているGoProの締め付けが痛い、と。

歩いていると、後続から何人にも抜かされるので、なんとか着いていければとその度に走り出そうとはするものの、気持ち悪さと痛さですぐ歩いてしまいます。

こうなってくると、早くこの状態から抜け出したいので、リタイアがチラついてきました。

とはいえ、どこでリタイアしていいものかわからないので、最低でも80キロまでは進もうと思ってトボトボと歩き続けました。

たまたま後ろを振り返った時に、何度か見たウェアのランナーが迫ってくるのが見えたので、抜かれる時に声をかけようと思ったら、私に追いついた時に一緒に歩き始めました。

飛騨牛の時にお会いした、富山のベテランランナーさんでした。

話を聞くと、気候のコンディションが良かったため、序盤に飛ばしすぎたせいで、力を使ってしまったとのことでした。

次のエイドで少し休んでから、進むかどうするか考えるとのことでした。

私は、リタイアするかもしれない、むしろリタイアしたいと思っているという事を話しました。

すると、実際に口に出してしまった事で、私の頭の中でもその考えが多くを占めてしまったような気がします。

二人で次のエイドに向けて歩いている時に、前から見知った顔が自転車に乗ってやってきました。

80キロくらいの場所で応援してくれているはずのチームメンバーでした。

ここでも、チームメンバーにリタイアしようと思っているという話をしたことで、さらにその方向に進みました。

77.9キロ地点、第17エイドで、初めてコーラをいただきました。

ここまで炭酸は我慢してきていたのですが、リタイアすると決めた事により、解禁しましたw

といった所で、今回は終わりにしたいと思います。

 

続きはこちらです。

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